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【臨死体験】脳神経外科医が昏睡状態の中で見た死後の世界とは?

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皆さんは臨死体験をしたことがありますか?
私は臨死体験はないものの、生について考えることはよくあります。
聖書の一説にもあるように、死んだら無になるなら、その場限りの快楽主義でまったく問題ないと思います。ただし、聖書の記述の“無になる”という概念を言葉の通りに解釈するか、“無がある”状態と解釈するのかで、意味合いは変わってきます。今回は“無がある”状態の解釈で考えたいと思います。

ある脳神経外科医の体験

ハーバード大学の准教授で脳神経外科医のエベン・アレグザンダー医師は、細菌性髄膜炎を発症し、昏睡状態に陥ります。その時、得体の知れない生物を見たり、生き別れで顔も見たことのない妹に会うなど、いわゆる臨死体験をしたといいます。

それまで彼は、医師として治療している患者から、非科学的な臨死体験を話されても、真に受けることなくあしらっていました。しかし、いざ自分が実際に体験したことにより考えが変わります。是が非でも科学で解明すると決めたのです。

昏睡中に撮られたレントゲンなどの調書を分析したところ、大脳のしわがなくなるほどの炎症を起こして、大脳の機能のほとんどが停止した状態(すなわち五感を失った状態で、視覚的な描写等はもちろんできるはずがない)でした。このことから自分が昏睡中に見た景色は、幻覚では説明できないという結論に達しました。

昏睡中に見た幻は真実か?

昏睡中に見たものが、今まで考えられていたように幻覚だったなら、脳科学を否定し矛盾が生じることになります。なぜなら、脳科学の常識では脳機能が停止しているのに幻覚を見るなどありえないからです。

エベン医師は自身の臨死体験から、死後の世界を否定する材料が現代科学には存在しないとの見解に至りました。

ちなみに今回のケースは、細菌性髄膜炎による昏睡状態から、後遺症なしでの回復した世界で初めての例だったこともあり、一部では「神のご加護」との声もあがりました。神は信者と対極にある一番の無神論者であるエベン医師に奇跡を示すことで、神自身の存在を証明したということのようです。

死後の世界は存在する?

個人的に思うのは、東洋医学で言われているように、記憶や思考が脳だけでなく内臓にも存在しているのではないかということです。そう考えると臓器移植に伴って、提供者の記憶が部分的に受給者に移る現象も納得がいきます。

とはいえ、エベン医師が言うように死後の世界がある可能性も否定はできません。脳科学の権威が言っていることを、一介の素人が否定するのは恐れ多いです。

信じるのは難しいですが、そもそも科学者の間では、科学とは信じてはいけないものとされています。疑うことが大前提であり、疑うことを忘れたら、それは科学ではなく宗教になってしまうという理由らしいですが。

本件も科学者のスタンスにならって、信じずに疑って真実を追求していきたいところです。

しかしそれには、まだまだ時間がかかりそうです。生きてる間に解明されることはないと思いますので、暫定的に死後の世界はあるというエベン医師の話を受け入れてみたいと思います。

ということで、死後も現在の延長線上にある生活が続く可能性がゼロではないので、最期まで身の振り方をおろそかにしない生き方を心がけます。

女性スタッフ
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