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【第60期王位戦】「おもしろおじさん」の逆襲!初タイトルなるか!!

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こんにちは!!こんばんは!!大福です♪♪
今年の夏も暑いですね。。。夏バテしてませんか??
海や山などアウトドアもとても楽しいですが、涼しい室内で将棋観戦をして過ごすのも、また一興かと思います。結構、オススメですよ♪

守りと粘りの木村一基九段

今回は将棋のお話です。クローズアップする棋士は木村一基九段。現在開催されている「王位戦」の挑戦者となります。

王位のタイトル保持者は、前回ご紹介した豊島将之名人(二冠)です。両者ともとても好きな棋士なので本当に楽しみです。

さて、木村一基九段、はじめてテレビで見たときは解説者としてでした。

当時小学生だった私でも、とてもわかりやすく、明快にユーモアを交えての解説。とても引き込まれたのを覚えています。のちに「おもしろおじさん」や「解説名人」なんてあだ名が付けられるほどです(笑)

当時の私は守り重視の将棋が好きでした。あとで述べますが、木村九段も受けが得意で、守りと粘りの棋風です。好きにならない理由がありませんでした。

その実力は本物です!

「おもしろおじさん」なんて呼ばれていますが、将棋もそしてその戦歴もとても優秀です。今までもタイトルの挑戦は何度かあるものの無冠でした。しかしながら年間勝率で全棋士中1位をとったこともある実力者です。

2001年度は圧巻で、勝率8割3分5厘、年間61勝と勝ちに勝ちまくった年でした。年間、勝率8割超えと60勝以上を同時に達成した棋士は2001年度の木村九段と、2017年度の藤井聡太七段の2名しかいないそうです。

棋風は居飛車党で横歩取り8五飛戦法など、激しい戦法を指しこなす中、終盤は真骨頂である、守りと受けを得意とします。相手の攻め駒を逆に攻めて、相手の攻めを遮断したりと、ほかのプロでも驚くような戦法を指します。

「千駄ヶ谷の受け師」と呼ばれたり、その粘っこい棋風から『木村の玉を詰ますのは疲れる』という言葉が業界で囁かれているそうです。今までなんでタイトル獲得に至らなかったのか不思議なくらいです。

「おもしろおじさん」の初タイトル獲得に期待

そして今回、第60期王位戦挑戦者決定戦で羽生善治九段に勝利し、豊島王位への挑戦権を獲得しました。これによりタイトル獲得なしの挑戦7回となり、最多記録を更新しました。

初タイトルの年長記録は37歳6か月であり、今回木村九段がタイトル獲得となれば、現在46歳なので最年長記録となります。

以前、ご紹介したとおり豊島二冠もとても好きな棋士です。しかし、それ以上に木村九段の初タイトル獲得を見てみたいと思ってしまいます。

「おもしろおじさん」もまだまだ若い棋士には負けないぞ!!ってところを見せて欲しいですね。

女性スタッフ
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