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個人的ヤンキー漫画BEST5

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企画部のうらやまです。
仕事と全く関係なくて恐縮ですが、今回は漫画の話を!

名作ヤンキー漫画5選!!!!

昔の漫画と比べて今の漫画は線がきれいだし、ストーリーにも矛盾が少ない。だけど、なにか物足りない気がします。昭和の漫画が持っていた勢い任せのグルーヴ感が、洗練されていく中でスポイルされてしまったように感じます。

そこで、とにかく熱い昔の漫画をご紹介。今回はヤンキー漫画編ということで、5タイトル選びました。あくまでも極私的なランキングのため、一般的に名作とされている作品とは一部異なります。

まずは第5位から。

Let’sダチ公】原作:積木爆 作画:木村知夫
週刊少年チャンピオン(秋田書店)全18巻

当時大人気だった『ビー・バップ・ハイスクール』を、リスペクトして、ヤンキー2人組が恋にケンカに明け暮れる青春グラフティ、っぽい感じを意識して連載スタートしたと思わせる節もあるけれど・・・とにかく絵が濃すぎ。見ているだけで胸焼けする。暑苦しいにもほどがある脂ぎった絵は、かなり人を選ぶでしょう。
「タイマンはったらダチ!」の名セリフを生み出した伝説的な作品だけど、内容以前に絵が濃すぎて最後まで読みきった人は意外に少ない。現代の洗練された線の漫画に慣れていると、確かにキツい部分もあるけれど、ストーリーやセリフ回し、キャラクターの造形など、ハマると抜け出せない魅力がある。読んだら絶対に忘れられないヤンキー漫画の金字塔。

続きまして第4位。

ドッ硬連】松田一輝
週刊少年チャンピオン(秋田書店)全20巻

学園硬派バイオレンスストーリー。ヤンキー漫画に「北斗の拳」の世界観を強引に混ぜ込んだ怪作。校内暴力の嵐吹き荒れる荒廃した学園と世紀末、一見すると相性がよさそうにも思えるけれど、それは気のせいでやはり無理がある。いくら荒廃してても一応、現代(といっても昭和ですが)、極端すぎるバイオレンスっぷりが、もはやファンタジー。とにかく簡単に人が死にすぎる。だが、この漫画の本当にすごいところはそこじゃない。ヤンキー漫画に限らず、バトル漫画は強さのインフレが起きるのが常。次から次へとより強い敵を登場させなければならないお約束がある。以前苦戦した敵を、新たに登場した敵が簡単に倒してみせることで、強さをアピールするのがオーソドックスな手法だが、本作は違う。敵に鬼のようなツノが生えてるのだ。現代日本の学校が舞台にもかかわらずツノ。しかも虫をムシャムシャ食べている。ツノを生やして虫を食べてたら、間違いなく危険な男に見える。強さのインフレ表現に、一石を投じた問題作だ。

いよいよベストスリー!!!

では、第3位です。

クローズ】高橋ヒロシ
週刊少年チャンピオン(秋田書店)全26巻

これはご存知の方も多いと思います。昭和から平成へと年号が変わり、それに伴い若者文化も様変わりして、ヤンキーはダサいという風潮が出来上がった頃、彗星のように現れたのが『クローズ』です。すっかり下火になったヤンキー漫画を再度表舞台へと押し上げた立役者ともいえる重要な存在。過去のヤンキー漫画が持つ熱を継承しつつ、現代的でスマートな作風は広く受け入れられ、現在でもファンは多い。続編『ワースト』も人気だが、断然『クローズ』のほうがおもしろいと思う。

早くも第2位です。

ガクラン八年組】しもさか保
週刊少年マガジン(講談社)全11巻

タイトルとおり留年に次ぐ留年で高校に8年通っている3人組が主人公。この時点でもはや少年漫画ではない。しかも、貫禄ありすぎるヒゲまで生やしているもんだから青年にすら見えない。ただのガタイのいいおっさんだ。そんなおっさん達が、同じくおっさんにしか見えない仲間たちと力を合わせて、やはりおっさんである敵と戦う、そんな熱血ヤンキー漫画が「ガクラン八年組」だ。特筆すべきは喧嘩シーンの迫力。作品中の建築物との比較で身長100メートルはゆうにあるヤンキーおっさんが、ガチンコでぶつかり合う姿は怪獣映画と見まごうばかり。

NO.1の栄冠(?)は誰の手に・・・

お待たせしました、堂々の第1位は・・・

熱笑!! 花沢高校】どおくまん
週刊少年チャンピオン(秋田書店)全29巻

なにがすごいって、連載当初と最終回間際のギャップがとんでもない。最初は、ただ顔が怖いだけのいじめられっこが高校デビューをキッカケに一念発起してヤンキーを目指すというギャグ漫画だったのが、回を重ねるうちに、笑いのカケラもないシリアスな展開に突入。矢やロケット弾を装備した戦闘バイクに乗り込み、約8,000人の仲間を率いて、怨敵・北大阪の虎17,000人と戦うさまはヤンキー漫画というよりも戦争漫画といったほうがしっくりくる。ヤンキー漫画としては珍しく、1対1ではなく多対多の戦いが多く描かれているのが特徴。最後は正義のためとはいえ、武装して世間を騒がせたことを詫び、警察に自首する。ここらへんの変なリアリティも本作の魅力。どうしてこうなったのか、まったくわからないがおもしろいのは間違いない。

いかがでしょうか?
ややマイナーで古い漫画が多いですけど、どれも一見の価値アリの名作です!

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