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ルフィーから学ぶ必殺仕事術~なぜ人はルフィーについていくのか?~

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今回もワンピースについてお話ししたいと思います。よろしくおねがいします!(^^)!
「なんだマンガの話か」と思った方、最後のまとめだけでもぜひ読んでください。今日は安田雪氏の著書『ルフィと白ひげ 信頼される人の条件』を元に、『ONE PIECE』のルフィはなぜリーダーとして信頼されるのかを考えてみます。

1. 信頼性と信頼感は違う

信頼性とは、信頼できる性質のこと。機能や能力に対して使います。たとえば、機械でいえば「どのくらいの力があるのか」「どういう性能があるのか」といったことは信頼性です。つまり、その機械が持っている能力のことです。

信頼感は、信頼の感情のことです。たとえば「この機械なら絶対安心」「あの人が作ったものだから大丈夫だ」「あそこのメーカーの商品は信用できない」といったこと。

あの人は仕事ができるけど、イマイチ信頼できない。あいつはミスが多いけど、仕事を任せてやりたい。そんなこともあるのではないでしょうか。

その人の能力を信頼するよりも、その人の意志を信頼することのほうが人間関係では重要なのです。

「この人なら信頼できる」と思っている人の発言であれば、素直に信じるけど「この人は信頼できない」という人の発言は、言っている内容に関係なく信じられない。それが人間です。

2. 未来を見せる

ルフィには未来を見せる力があります。相手に「これから一緒に何かをしよう」と思わせる力があります。ルフィのような未来を見せる力はリアリティを作る力です。

どんな立場のリーダーでも未来を見せる、少なくとも感じさせる力は大切です。「明るい未来が見える」「自分の夢に近づく」「成長できる」と思えれば、努力は苦労ではなくなります。

自ら積極的に行動し、仲間のためにひと肌もふた肌も脱ぐのが喜びになるものなのです。

3. 相手のことが必要だと示す

仲間の誰もがルフィを助けたい。それは、これまでにルフィによって助けられてきたからですが、ただそれだけではありません。

ルフィは「あなたはかけがえのない存在だ」「あなたは絶対に必要な存在だ」と、事あるごとに仲間に態度で示しているのです。

4. 偏見や差別をしない

(ルフィは)誰よりも懐が広い。チョッパーのような怪物であっても、ブルックのようなガイコツであっても、仲間として迎え入れることができるのです。

逆に変わっている人ほど、ルフィにとっては「おもしれーやつ」。ルフィは変わっているところを短所ではなく、個性であり長所だと捉えているからでしょう。

一切偏見を持たない懐の広さは、ルフィのリーダーとしての魅力の一つに違いありません。

偏見や差別は、自分が対応しきれないという弱さの表れにすぎないのです。ルフィは本当にすごいです。目的のためなら、かつての敵すらも味方につけるのです。

この柔軟性は見習いたいところですね。「あいつは苦手だから避けよう」「彼は以前失敗したから、今回任せるのは別の人間にしよう」などと考えてしまうのは、リーダーとしては懐が狭いと言えるでしょう。

また、「できない部下」がいると嘆いているあなた。それも偏見かもしれません。部下のせいにしていませんか?もしかしたら、自分の「教え方」次第で結果はまったく変わってくるかもしれませんよ。

力不足であれ、判断ミスであれ、間違っても失敗しても「君は私の大事な部下だ」と皆が見ている前で宣言する。リーダーに問われるのはその覚悟です。

書籍『ルフィと白ひげ 信頼される人の条件 』には、『ONE PIECE』の具体的なストーリーを元に、様々な説明がされています。

私は『ONE PIECE』についてはTVで何度か見たことがある程度で、あまり詳しくないのですが、それでも分かるように書かれていて親切です。

ところで、本書のまえがきに、おもしろいことが書かれていました。

前著『ルフィの仲間力』は、おかげさまで多くの方々に受け入れていただく一方で、「実社会とマンガは違う。マンガに学ぶなんてバカげている……」といった批判もあると思います。

個人的に、そういう方はマジメな方だと思います。おそらくそういう人は、本を読んでいないのに批判したのでしょう。

読んでない本=気に食わない本のために、わざわざ自分の時間を割いて批判をするなんて、マジメです。

また、マジメな本からしか学べないというのも、やはりマジメです。個人的には、マンガをキッカケに、何か学んだって良いと思います。

マンガのストーリーに現実味がないとか、解釈が間違ってるとかそんなことはどうでも良くて、それをキッカケに、なにか学べたら儲けものだと思いませんか?

『ONE PIECE』がファンタジーだとしても、それは人が書いたもの。『ONE PIECE』の著者から学ぶという考え方もできます。

マンガでなくても、たとえば子供から学ぶことだってあるし、犬から学ぶこともあるでしょう。

ニュートンがりんごが木から落ちるのを見て引力に気づいたように、結局キッカケは何でも良いのです。

一直線に答えを欲しがるのではなく、心に余裕を持ち、広い視野でモノを見て、そしてそこから自分が何に気付くか、が学びのコツではないでしょうか。

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