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【話題のカタカナ語シリーズ】新しい言葉に感じる今って~シンギュラリティ②~

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前回に続いて『シンギュラリティ』についてお話をします。(話題のカタカナ語シリーズ

囲碁の世界でも人間を上回るAI

前回、2013年に『10年後になくなる仕事』の研究発表がなされて、一般の労働者にも死活問題か?とお伝えしましたが、それから間もなくして、さらに世間を驚かせた出来事がありました。

『AlphaGo(アルファ碁)』というAI囲碁プログラムが、当時世界最強と呼ばれた韓国のプロ棋士(九段)に5戦4勝1敗で勝ち越したのです。

それまで囲碁は、コンピュータが人間に勝つことの最も難しい競技とされていました。それが遂に人間の思考を超えてしまったのです。

そして日本においても、プロ将棋界で『電王戦』と称し、AI将棋プログラム『PONANZA』と佐藤天彦九段が2局対戦し、なんと『PONANZA』が2戦2勝と完勝!対局の様子はニコニコ動画で生中継され、ネット上でも騒然となりました。

このようなAIプログラムが、その世界で天才と呼ばれる人間を超えてしまった現実に、多くの人は戸惑いを覚えたのではないでしょうか?

AIは『特化型』、人間は『万能型』?

現在のAIは『特化型』と言われています。ある専門領域においては、人間の能力を上回る情報処理・解決能力を持ちはじめています。

しかし一方で、『万能型』というべきAIは今のところ開発されていません。わかりやすく言えばこういうことです。先述のAI囲碁プログラム『アルファ碁』で将棋が打てるか?AI将棋プログラム『PONANZA』で囲碁が打てるか?どちらも答えはNOとなります。

これに対し、現役プロ棋士最多勝記録を誇る羽生善治九段(永世7冠)は、将棋だけでなくチェスの世界でも屈指のプレイヤーとして名が知られています。これは特殊な例かもしれませんが。

得意・不得意は誰しもあるでしょうが、私ですら自転車に乗れますし、オートバイにも乗れます。自動車も運転できるし、飛行機だって訓練さえすればきっと操縦できます・・・

そう、人間は誰しも努力すれば、さまざまなことを実現できるすばらしい能力を持っています。

夢を実現する想像力は人間のもの

みなさんもご存じのウォルト・ディズニーは『ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう』との名言を残しています。人間は他の動物と違って、夢を実現する想像力を持っているということです。

ウォルト・ディズニーはこうも言っています。『夢見ることができれば、それは実現できる』。私たち人間はこの素晴らしい能力を駆使して、AIロボットには成しえ得ない世界を・・・もっといえば、生身であるからこそ成り立つ風俗業界を発展させていくことができるのではないだろうか?

果たして本当にシンギュラリティは、いつの日かやってくるのでしょうか!?

・・・つづく

女性スタッフ
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