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【鋼の右腕、超技巧の左手…】失った身体を取り戻すと誓った32歳の冬

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『鋼の錬金術師』のようなタイトルになってしまいましたが、全然違います。

ひさしぶりにギターを弾いてみたら・・・

前回のブログで、学生の頃の音楽熱が再燃したことを書きました。それからというもの元バンドマンの血が騒いだのか、埃のかぶっていたギターを取り出してリハビリをしています。

ひさしぶりにギターを弾いてみた感想、「マジで手が動かねぇ!!!」。

自分で言うのもアレですが、全盛期は左手はパタつくことなくフィンガリングできていたし、右手はいくらピッキングしても腕に乳酸が溜まることなんてありませんでした。

「楽器は1日触れないだけで3日分ヘタになる」と聞いたことがあります。かれこれ最後にちゃんとライブを行なったのが26歳。今年で33歳。7年間の3倍・・・私は21年間分、ギターテクニックをロスしたわけです。

単純に考えたら、今は12歳のギターキッズの腕前。いやそれどころか、20歳を境に年をとるにつれて筋肉や反射神経は衰えると言います。ということはギターキッズ以下・・・

そう考えると、高齢者が杖を落とすかのごとくピックを落としたり、フィンガリングのたびに指がもつれ、すぐにつりそうになるのも納得がいきます。

トレーニングメニューを組んでリハビリ開始

このままじゃいかん!!!と思い、今は絶賛リハビリ中。壮絶なトレーニングメニューを組んで、アンチエイジング(?)に臨んでいます。そのメニューの一部が以下。

  • 「いばらの涙」
  • 「Cowboys from Hell」
  • 「Silent Jealousy」
  • 「Master of Puppets」
  • 「Buttery」

ギター好き、メタル好きの方はピンとくるかもしれませんが、そう、今はとことん右手をいじめぬいています。

「いばらの涙」のアルペジオで弦の間隔を思い出し、「Cowboys from Hell」で16分の感覚とミュート、ピッキングハーモニクス、「Silent Jealousy」でブリッジミュートの感覚、そして「Master of Puppets」で怒濤のダウンピッキング、追い打ちのかけるように「Buttery」で16分の刻み・・・

このセットリストをこなすだけで、右腕は無事死亡。初日の夜からさっそく筋肉痛が襲ってきて、夜の「Master…」もロクにできませんでした(照)

自身が成長している感覚

そんなリハビリを続けて早1週間ほどが経過しました。少しずつ昔の感覚が戻ってきたように思います。ですが、まだまだ現役の頃にはほど遠い・・・

あとはもっと脱力をしながら筋力自体もつけて、さらにはピックを持つ親指の動きを手首のスナップに合わせなければ、「ズンっ」というあのサウンドは出ません。

それでも日に日に少しずつ昔の感覚を取り戻しているのが、練習音源から伝わってくるのが正直楽しくてしょうがないです。

仕事も同じですが、日々自分が成長している感覚を味わえると、「もっとやれる!」「まだやれる!」と楽しくなりますよね。

無理矢理仕事の話に結びつけましたが、やっぱり何をやるにしても自分の成長を振り返ることは大事だと思います。これまでを反省しつつ、自身でモチベーションを上げる手段を見つけることが、成長の第一歩なのかと思う昨今です。

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