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【天才と呼ばれる所以】日本が誇る早熟のロックスター~尾崎豊の魅力~

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皆さん、こんにちは!店舗管理部の花岡です!
本格的な梅雨入り、夏まであとはまっしぐら!というこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さてさて、私といえば、未だにロックロックの毎日でございますが、今回もまたではありますが、早逝したロックスター「尾崎豊」についてお送りしたいと思います。

●有名曲だけじゃない!

皆様、尾崎豊のことはもちろんご存知ですよね??代表曲には「I Love You」「卒業」「僕が僕であるために」「15の夜」 etc,etc・・・あまりにも有名な曲をたくさん持っている彼です。

18歳でデビューし、甘いマスクと、最強の曲によって文字通りカリスマとなりましたが、その曲は今もなお、私たちにすさまじい影響力を持っています。最近の若い方は聴かれるのでしょうか?35歳になった私ですが、最近また彼の曲をよく聴く機会があります。

正直私としては、彼のゆったりとしたバラード調のもの、もしくは「シェリー」「僕が僕であるために」に代表されるアコースティック一本でも十分に良さが発揮される、いわゆる有名曲が好きだったのですが、彼、やっぱり天才、実はそれ以外にも、かなり秀逸な曲が多いんです。

ホンモノの尾崎信者に言わせたら当然といわれるのかもしれませんが、ロックンロール調の曲、たとえば「Scrambling Rock’n’ Roll」は、ブルーススプリングスティーンをまんま(笑)パクってしまったような疾走感のある曲。

「Fire」なんかはゴリゴリのリフを繰り返し、繰り返し、そしたら突然、最高のグッドメロディが広がって解放感に包まれるフェス向きのロックンロール。

「Bow!」なんか最高の歌詞!

「鉄を喰え、飢えた狼よ
死んでもブタには 喰いつくな」

こんなこと言われたら、もう「うぉーーーー!!!」となってしまいます。というかなってしまいました(笑)

いやぁ、やっぱりまだまだ、ロックの世界は奥が深い。あ、音楽、いや、芸術の世界ですかね。昔触れたことがあるものでも、時がたつと、あれ?こんなによかったっけ?という経験がたくさんあります。

取り合えず、今回のおすすめ一曲目は最高の解放感「Fire」
※「開放」ではなく「解放」です。ぜひご一聴下さい。

●尾崎豊という人

彼が亡くなったのは、1992年4月25日、26歳の時でした。数え年では27歳です。そう、27Clubです。ロックスターには27歳という悪魔の年齢があります。

以前も27Clubについて書いたことがありましたが、海外の往年のロックスター、ジミヘン、ジャニスジョップリン、ブライアンジョーンズ、ジムモリソンなどが、その年齢で早逝してしまいました。

その中でも割と最近のロックスター、ニルヴァーナのギターボーカルの「カートコバーン」、彼は非常に尾崎と似ていると思うんです。

2人とも27歳で亡くなっているということもそうですが、あまりにも彼らはイケメンであること、あまりにもまじめすぎたこと、2人ともそこまで大きな名声は望んでいなかったこと、など。

彼らがステージ上で叫んでいるところはそれはそれでカッコいいのですが、ふとステージ上で遠い目をすることがあるんです。まるで、私たちには見えない何かが、彼らに対して「おいでおいで」をしているような、神の手が彼らを呼んでいるような、そんな錯覚を覚えさせられる表情を、ふと、することがあります。

2人とも、あまりにもイケメンであるために、なおさらそのような遠い目というのが、神々しく感じられます。

大きな名声を手に入れた彼らは、その重圧に耐えきれなくなっていきます。そのためにドラッグをやったり、奇行に走ったり・・・そして、彼ら2人とも、ドラッグが起因となり、早くして亡くなられてしまいました。

さて、お次のご紹介は「シェリー」。これは神が連れて行くよ、それはしょうがないよ、と思わされるような映像とパフォーマンスです。

●早熟、それが天才といわれる所以

上述いたしました、たとえば「I Love You」なんて、みなさん、彼が17歳の時に書いたなんて信じられますか?17歳ですよ?メロディももちろん最高すぎるのですが、歌詞、歌詞を読んでください。

きしむベッドの上で 優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた2人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に

有名なサビの歌詞ですが、ベッドに優しさを持ちより、とか、ここは確かにわかりやすいです。しかしながら!「愛がしらける」という言葉!これとんでもなくないですか!今までこんな表現してる人、見たことありますか?しかも17歳の少年です。ホントに少年ですよね。そんな小僧っこが「愛がしらける」なんて。。。

早熟すぎます。そして、天才すぎます。本当に誰も見えていない世界が見えていたんだと思います。

それから、もう一つ私の好きな歌詞。こちらも上で書きました、「Scrambling Rock’n’ Roll」

自由になりたくないかい
熱くなりたくはないかい
自由になりたくないかい
思うように生きたくはないかい
自由っていったいなんだい
どうすりゃ自由になるかい
自由っていったいなんだい
君は思うように生きているかい

これはすごいですよ。無責任じゃないんです。「自由になりたくないかい」って、煽って煽っておきながら、「自由っていったいなんだい?」っていうんです。

ただ、何かを肯定するようなポップスよりも、自問自答を繰り返して、結局答えが出ないからこそいえる言葉なんだと思います。

最後のご紹介は、やっぱり、これですよね。「僕が僕であるために」

●まとめ

今回の記事を書いているとき、尾崎の映像を観ていたのですが、ほんとカッコよすぎです(笑)

あまりにも純粋すぎて、なんでこんな世の中に産み落とされてしまったんだろうと思うくらいです。

天才すぎて彼の気持ちなんて理解できません。ですが、彼という存在がいたこの世界は捨てたものではないですし、彼の名曲が後世に影響を与える可能性があるということも、世の中にとっての救いの一つだと思います。

そんな彼に勇気と元気をもらいつつ、明日も仕事に精を出していきたいと思います。

ではでは、今回はこのくらいにして。暑い日も近づいていますので、皆様お体にはお気を付け下さい。では~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

女性スタッフ
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