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【アランの幸福論】幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せであるという発想

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こんにちは、企画部のヨシヒコです。
寒さもましてきて体調を崩される方が多いな、という印象です。皆様もどうぞご自愛ください!(私を知っている方はお前が言うな、かもですが、、、笑)
そして、今回は久々に最近読んだ本をご紹介いたします<(_ _)>

①not「ラッセル」but「アラン」

今回の本は『幸福論』という本です。著者は「アラン」こと「エミール・シャルチエ」という方です。

ラッセルの幸福論は読んだことがあり、最初に『幸福論』というタイトルを聞いた時は「ああ、知ってる知ってるラッセルでしょ(ショーペンハウアーでもなんか読んだような・・・)」と、危うく知ったかぶりをしてしまうところでした。

タイトルだけ見ると、いかにも胡散臭い感じですが、読んでみると過去に読んだ本とリンクする部分もあり、全てではないですが「なるほどな」と思わされました。

②恒例のざっくり(すぎる)解説

本の中では、精神を大きく「理性」と「情念」に分けています。

「理性」は自分自身の身体を完全に支配するために必要なものとして書かれていますが、「情念(≒想像力)」は行動を妨げる要因で優柔不断を招く、と書かれています。

アランのいうところでは「行動」こそが幸福となるカギとのこと。「行動」を起こせばば「情念」は消え去ってしまう(考えを巡らせている余裕がなくなる)と。

過去に書いたブログ『コペルニクス的転回って何!?~フランクルに学ぶ人生との向き合い方~』で紹介した、フランクル著の『それでも人生にイエスという』にもつながる部分がありました。

ともに、今に最大限集中すること、とりわけ決断と行動を強く重視している印象です。

アランはオプティミズム(楽天主義)寄りで、フランクルはペシミズム(悲観主義)やニヒリズム寄りからの主張にはなりますが、ストア派の考え方という点でその辺は両者が通じているのかなと。
※それっぽく言ってみたかっただけなので、専門的なツッコミはご勘弁ください。

まだまだ腹に落ちていないですし、『原因と結果の法則』やその他これまで読んできた本と繋がっている部分があるので、読み返しながら消化していこうと思います。

③心に残った言葉をいくつか・・・

取り急ぎ、気になった点をいくつか抜粋しておきます。

「自分の手の及ばないところは見ない方がいい。仕事のとほうもなさと人間の弱さを考えたなら、人は何もできない。したがって、まず行動し、自分のやることだけを考えるべきだ」

「あれがない、これがないと不満をいう人が多い。しかし、その原因はいつも、彼らが本気になってそれを求めなかったからである」

「ほんのわずかな行動も起こさない。だから手に入らないのだ」

「何事をやるにしても、本当の進歩をあかしするのは、人がそこでどんな楽しみを感ずることが出来るかである」

「心の揺れはつねに現在のもので、計画はつねに未来のものである。だから、怠惰なものは”いつかやるだろう”というのだ。ほんとうは”いまやっているところだ”というべきだろう」

それでは、また次回~!!

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