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【Minecraft&Getting Over It】スマホでできる”考える”ゲーム

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徐々に暖かくなり、梅が見頃となり桜の開花宣言も先日されましたね。とはいえ唐突にまた寒くなったり、嵐になったりなど油断が出来ない時期ですね。体調管理はしっかりしていきたいと思います。

スマホを新調しました

社員になってから心機一転し、スマホをAndoroidからiPhone8へと変更しました。

仕様がAndoroidとは色々異なるので最初は違和感もありましたが、慣れればなるほどレスポンスも速くすばらしいですね。

使いこなせるかは今後次第ですが、便利そうなアプリを入れたり、逆にいらないアプリを入れるのも楽しいものです。

そしてまあ・・・ある意味当然なのかも知れませんが、ゲームアプリも何本か入れています。色々と考えさせられるゲームがあったので、それも絡めて今回は書いていこうかと。

やることは全て自分で決める『Minecraft』

知る人ぞ知る良ゲーですね。

子供から大人まで遊べ、PCやスマホやPSやXboxやSwitchなどなど、現行のプラットフォームをほぼ網羅しているゲームです。

個人的なイメージとしては『レゴ』と『シムシティ』を合体させたようなゲームで、基本的にランダムで生成されたマップに操作キャラを放り込み、そこで何かをさせるというものです。

“何かをさせる”と言うのは大雑把ですが、最初の行動を指示された以外は本当に“何か”をするだけなのです。

1m×1m×1mの立方体をひたすら集め、“何か”を決めるのは全てプレイヤーの判断に依存し、そこから世界を旅するなり、家を建てるなり、ダンジョンを探索するなり、自分で決めないとなりません。

とはいえ一応基本となる流れはあるので、まずは拠点を作成することから始めたのですが、この時点でハマリました。

要するに自分の“何か”の行動指標が「拠点を作る」ことに定まったので、それに向けて素材を集めたり、拠点となる土地を整えたり、その上に建てる家をデザインするなどの諸々を決めるわけです。

自由に、あるいは何をしてもいいという状況に置かれたとき、普段指示に従ってるだけだと場合によっては何もできなくなってしまうものです。

このゲームでは自分で「何をしたいか」の目標を自分で定め、自分で計画的に組み立てて行動して行く。

ロードマップは自分で考えないとなりません。

ただ全て自分で決めるだけではありません。ユーザーが多いゲームですので先達の組み立てたシステムもかなり豊富であり、その教科書を模倣するのもまた遊び方でもあります。

そして、教科書通りに組み立ててみると、その組み立て方にどういう意図があり、どう機能するかをはじめて理解でき、それをそのまま自分の知識として蓄えることができます。

普通に勉強ですね、これ。

ただまあそういうロジックで組み立てるのももちろん楽しいのですが、僕が一番楽しいのは縦方向にひたすら掘り進んで行き、大地に大穴を空けることと、地下に無数のトンネルを掘って路線を敷くことなのですが・・・スマホ版だといくつか実装されてない機能があるので、そのうちPC版(Java版)も始めたいですね。

禅問答のような『Getting Over It with Bennett Foddy』

知る人ぞ知るB級ゲーですね。

【特定の人に向けて、誕生した、ゲーム。特定の人を、傷つけるために。】

キャッチコピーからしてなんか凄いです。

ゲームは横スクロールのステージを進んで行く“登る系”のゲームなのですが、その内容が
裸のおっさんが下半身を壷に突っ込んでクライミング用ハンマー1本で足を使わず山の頂点を目指すというもの。

操作性はなんだか悪く、自分の思考とは関係ない挙動をするのは当たり前(というより通常の操作イメージとは異なっている)。チュートリアルも無いので基本的に手探りで慣れる。随所に散りばめられた悪意あるステージ構成、という悪いところを探せば枚挙に暇がありません。

そして何より製作者とおぼしきナレーションが英語ですっごい煽ってきます。しかも罵詈雑言や嫌味ではなく、むしろ慰める感じに遠まわしに責めるといういやらしいやりかたで。

丁寧に(若干怪しい翻訳の)日本語字幕も完備しています。特定の人を傷つけるとはよく言ったものです。

そしてまあ実際にステージ構成も意地悪で、結構進んだと思っても操作ミスでほぼスタート地点に戻されるのは当たり前、オートセーブ機能完備で、進めても失敗してもゲームを再開すればその地点からスタート、なかなか至れり尽くせりです。

それでまあ、ある程度慣れてくると気付くわけです。上記のように操作ミスなどにより振り出しに戻るのも全て自分のせいであると。

このゲームUI/UXは非常に不親切なつくりをしているわけですが、慣れてくると存外なんとかなるものなんです。

その慣れてからが危険で、人類としてはむしろ衰退している外見のおっさんの操作には繊細さと豪快さの両方を求められ、要所要所で常にその決断を迫られる。

そして、その決断を誤ったりミスを犯して慌てて動かすと、更なるミスを併発する。これらは全て自分の所為であり責任であり、その結果としておっさんが振り出しに戻されたりするわけです。

このゲームから得られる教訓は、慣れることによる判断力の低下やミスの発生、更にそこから併発する別のミスの連鎖による状況の悪化です。

まだゲームだからいいものの、一連の流れが現実で起こったらと思うとゾッとします。

ただそういう悪いことばかりでもなく、そのミスから学び、その部分を修正し、次からは失敗しないようにと考えを改めることもできます。

そうすると面白いことに次にすんなり進め、次の高みに登ることができるのです。その達成感はなかなか気持ちよく、これも現実でできればとも思えます。

・・・そう考えておかないとぶん投げたくなるわけです。

まあ『Minecraft』の片手間にやってるので、いまだにゲームクリアできてないのですが。いや、本当に難しいというか操作性悪いんですよこれ・・・

遊ぶだけがゲームではない

『Minecraft』があらゆる物事を自分の好きなように計画し、好きなように組み立てて行くのに対し、『Getting Over』は一つの目標に対し、ひたすら失敗と修正を繰り返してゴールを目指すという、真逆のゲーム性となっています。

本来並べて語るべきものでも無いのでしょうが、それぞれ脳みその違う部分を使っており、仕事をしていく上で良い標本になるゲームなのではと僕は思いました。

新しいPCを買って、Java版の『Minecraft』のMODプログラムを組んでみるのが当面の目標です。

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