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【Ibanez社「AZ2402」】気になるギターを楽器店で試奏!~後編~

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お世話になっております!シュウです!
今回は、前回紹介させていただいた記事(【Ibanez社「AZ2402」】気になるギターを楽器店で試奏!)の続きを書かせていただきます!「Ibanez AZ2402」試奏レポート後半は、サウンド面のお話をば!

特注仕様のピックアップ

ピックアップ(ギターの弦を電気信号に変えるマイク的なもの)のお話からアプローチしたいと思います!

わたくしが今まで弾いてきたIbanez製品のピックアップは、自社のものかDimarzio社製のものが搭載されたギターでした!

自社製のものは輪郭がはっきりしていて、エッジの立ったサウンドのものが多い印象です!

Dimarzio社のピックアップは、リアに「Steve’s Special」、フロントに「Air Norton」が搭載されたモデルを使用しておりました!

こちらはリアがザクザクしてヌケのある音色に対し、フロントが丸みある温かい音色のもので、やはりハイゲインサウンド向けなギターでした!

今回のAZシリーズのピックアップは、Seymour Duncan社との共同開発で、数十種以上のピックアップを入手し、それらすべての周波数特性を測定。

その中からAZに最適と考えられるピックアップの仕様と音像を割り出し、製作された特注ピックアップだそうです!

使用アンプは定番のRoland「JC-120」で、エフェクターもこれまた定番BOSS「Blues Driver」をお借りしました!

特筆すべきはスイッチングシステム

まずクリーントーンの感想は、とにかくクリアー!

リアはサウンドの厚みと深さはあるのにヌケも良く、一音一音がくっきり聞こえてきます!パワー自体はそこまでないとは思うのですが、しっかりした鳴りを感じます!

フロントももっさりし過ぎず、スムーズな印象を受けました!

ハムのハーフトーンはキレの良さを出しつつ、太い音を出すので、バッキングにちょうどいいサウンドが出ますね!

Ibanez特有の5Wayスイッチも健在で、テレキャスターのような、よりキレのあるシャッキリしたサウンドも出せるのがうれしいポイントです!

また、ピッキングに対するレスポンスも早く、ニュアンス幅も広い印象です!

歪ませてみても音像が潰れず、歪みMAXでもクリアさとニュアンスを失わないので、強めに弾いたコード弾きでも音が崩れないです!

トーンの出方がギラつき過ぎず、豊かな中域を保持しているので、聴き心地の良い音が奏でられます!

特筆すべきはスイッチングシステムで、ミニスイッチでハムバッカーモードとシングルモードの切り替えができます!

シングルモードではカラっとしたサウンドを出すことも可能で、ハムで印象的だった音の太さを残しつつ、シングルコイルの枯れたサウンドを出します!

印象としては「P-90」に近いサウンドで、バリエーションの豊富さがうかがえました!

豊かなサウンドバリエーションが魅力

全体的なサウンドの感想ですが、このギター1本あれば、サウンドメイキングに困ることはないのではないかと思うほど、さまざまな音が出せるギターだと感じました!

“求める音を提供する”というのがこのギターのコンセプトですが、どちらかというと幅広いサウンドバリエーションを提供するギターというのが近いかなと思います!

ヴィンテージサウンドを極めるならヴィンテージギターを、メタルサウンドならメタル向けギターのほうが、より求める音は得られると思います。

しかし、昨今の音楽シーンでは、さまざまなサウンドを求められる機会が増えていると思います。それをこのギター1本でまかなえるのがAZシリーズの良さだと思います!


マジで欲しくなったので、嫁にせびってみましたが首を横に振られてしまいました(笑)
ぜひ手に入れたいギターです・・・!

女性スタッフ
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