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【冬の八ヶ岳連峰・天狗岳】冬山の自然に包まれ山小屋でゆっくり一泊

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店舗管理部の飯豊です。
2019年最後の冬登山です、今回は長野の八ヶ岳連峰にある天狗岳へ。日帰りでも行ける天狗岳のコースを、あえて山小屋泊でゆっくり歩いてきました。
冬の八ヶ岳の中ではそこまでレベルの高くない天狗岳。ある程度の装備があれば登れてしまうけど、雪山は雪山なので安全を期して登ってきた。

東京~奥蓼科温泉郷・渋ノ湯

東京からの出発は朝8:30。登山に行くには、かなり遅い出発です。東京から中央自動車道で諏訪南ICを出て、八ヶ岳エコーライン経由の湯みち街道を走っていきます。

途中でカフェに寄ってゆっくりしながら、登山口の奥蓼科温泉郷・渋ノ湯へ。山中に佇むノスタルジックな老舗の温泉旅館。渋ノ湯に到着したのは12:30。

標高1,880mの場所なので、雪景色を楽しみにしていたけど、登山口に雪はなし。渋野湯登山口に流れる川がところどころ凍っている程度。

準備を整えて、13:00に登山口を出発。

渋ノ湯~黒百合ヒュッテ

渋ノ湯からの登山道が主縦走路と合流する地点、中山峠のすぐ西にある黒百合平(標高2,400m)に、山小屋の黒百合ヒュッテがある。

雨は降っていないが、霧に包まれた森。まだ雪を被っていない原生林とみずみずしい苔の世界を歩いて行く。ほぼ沢ガレの登山道を、約2時間30分歩いて黒百合ヒュッテへ。

15:30ごろにシラビソの森に囲まれた黒百合ヒュッテに到着。この日は山小屋でゆっくり過ごして一泊。

夕食の時間まで2時間もあり暇だったので、念のため荷物を小屋に置いてから、ピッケルを持って天狗ノ奥庭方面を散策。

黒百合ヒュッテは、冬でもテントが張れる。山小屋と隣接する広場がテント場で、設営数は50張ほど。テント場利用者は小屋のトイレや、ポリタンクの水を無料で利用できる。

黒百合ヒュッテには「カフェ・チョコレートリリー」というカフェもあり、コーヒーやケーキ、カレー、ビーフシチュー、うどん、そばなどがある。

黒百合ヒュッテ~東天狗岳~西天狗岳

2日目の朝、風も強く雪がすごく降っているけど、気温は暖かめで小屋前の温度計では氷点下8℃くらい。

朝6:00に朝食をいただいて、コーヒー飲んだりゆっくりしてから、7:30に小屋を出発して天狗岳へ。

完全な雪山とは言えず、山はほんのり雪化粧。ハイマツなどは雪を被っていない状態。さらさらのパウダースノーに覆われた白銀の世界はもう少し先かな。

雪が吹き付ける中、天狗の鼻を越える。冬の八ヶ岳名物の強風を受ける、そのすぐ先は東天狗岳。

風と雪が強いということで、黒百合平から撤退している人もいて、天狗岳には誰の姿もなかった。東天狗では休憩も入れずに、ふわっと舞い上がる雪煙を浴びながらそのまま西天狗へ。

 

雪山登山では入門編扱いの天狗岳だが、天候によってその環境はけっこう過酷っ!!

今回は風速15~20m近い風に晒され、ややしんどい思いができた楽しい登山だった。

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